中央緑道は、籠田公園と桜城橋の間に位置する道路で、令和3年3月に全面再整備されました。
「道であり、広場でもある」という「みちひろば」をコンセプトに、楽しく安全に歩ける動線であり、ひと休みできる環境を兼ね備えた空間に生まれ変わりました。
この中央緑道の中を旧東海道が縦断しているため歴史を感じることができ、河岸段丘の高低差を活かして乙川への眺望を楽しむこともできます。ところどころに置かれた徳川四天王石像にも出会えます。
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アウトドアブランドのスノーピークの子会社が運営している「Camping Office osoto」
中に入ると、室内なのにキャンプ場にいるような設えに驚かされます。
一時利用や定期利用ができるシェアオフィス・コワーキングスペースとして、仕事や打ち合わせの場に、レンタルスペースとして、企業の研修や様々なイベントに使われています。
外にいるような開放感や自然と色々な人が出入りする空間は、地域で暮らす人、企業勤めの人、フリーで働く人などが交流し、繋がりも出来ていく場所。
そのイメージが体現されているような、デッキ部分には「パーマカルチャー」(持続可能な、人と自然が共に豊かになる関係を築くためのデザイン手法)という考え方に基づいた美しいガーデンもあります。
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乳幼児の月ぎめや一時利用の託児を中心とした「みんなのおうち連尺」。子どもたちと『共にくらし、共に育む』をテーマに、子どもたちも親もスタッフもまちの人も可能性が広がる場所を目指しています。小学生がアフタースクールで利用できたり、ワークショップを開催していたり。親が仕事や勉強をするためのワークスペースもあります。ビニール製品加工販売事務所の2階をリノベーションしてオープンした室内は、岡崎市額田地域産のヒノキ無節材、リタウッドを使った木の温もりが気持ちよい空間が広がっています。
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岡崎市で一番古かったカメラ屋をリノベーションした、6部屋のみの小さなホテル「Micro Hotel ANGLE」。シンプルな中にも、市内事業者とコラボレーションしたインテリアを使っていたり、写真家による岡崎を切り取った写真が置かれていたりと、こだわりが詰め込まれています。
カメラ用語の「アングル」という名前にしたのも、場所の文脈を引き継ぎながら、地元に暮らす人のローカルな視点と、他の地域から訪れた人の客観的な視点が交わり、交流や新しい繋がりが生まれることを目指しているからだそう。
1階のラウンジにはそれを体現するようなカフェもあるので、宿泊される方以外も訪れやすい場所です。